2012/5/23(水) 今やらねばならない外食産業の在り方2012ver

2012年5月23日(水)

「ありがとうが生まれるサービス」

株式会社神谷デザイン事務所 神谷利徳氏

【プロフィール】

1961年生まれ。飲食店を中心に、国内外で活躍するデザイナー。

店舗の設計デザイン、フードマネジメント事業を手掛け、最近は地域再生事業や文化面の新たな方向性と可能性に取り組んだ仕事も多い。

活躍の場は広く、これまでに1000店以上の店舗デザインを手掛けている。

近年では、館山自動車道上り「市原サービスエリア」や、中央自動車道下り「内津峠パーキングエリア」等のPA、SAのリノベーションや、国内初の路面店「L’atelier de Michel Belin」など。名古屋発”店づくり・街づくり”のトップランナーの一人。

「街に必要とされるお店」

僕はデザイナーとして、人同士コミュニケーションができる空間を作ろうと思っています。

デザイナーにとって大切なのは人への思いやりです。それが自然に滲み出て、感じられるものをデザインしていきたい。視覚や聴覚で脳に語りかけるよりも、心に何かを伝える方が大切だと思っています。

多くを語らなくても木材や土壁などの素材から伝わるような感覚です。素材の全ては地球から借りているものだと思っています。地球の素材の中でコミュニケーションとして繋がる事への大切さをデザインしていきたいと思います。

「金曜日の20時に出来ないことはやめる」

僕は昔バーテンダーをしていました。
「お客様をどれだけ幸せにして、どれだけ満足させてあげられるか」これがバーテンダーの仕事です。
じゃあインテリアデザイナーの仕事って何?となったら、「うちが作ったお店で、この場所で幸せになったよ。元気をもらったよ。 」って思ってもらうことです。
僕に言わせれば、バーテンダーの時も、デザイナーの今も全く同じことをやっています。大切なのは思いやりですね。デザインをするときには自分を殺して、徹底した相手目線で仕事をする。クライアントの事や、その場にいるお客様の事を考えてデザインをするんです。